<韓国大統領光復節演説>文大統領、3日間原稿を自ら推敲
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.16 11:05
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8・15光復節(解放記念日)の祝辞の原稿を3日間かけて自ら推敲した。今月12日、参謀から最終原稿を受け取った後だ。文大統領は、事前に参謀陣に「8・15演説は他の演説とは違って歴史に長らく記録される演説なので、多様な意見をすべて入れてほしい」と依頼した。この中で南北問題は、事実上、文大統領が執筆した部分と言える。
文大統領の祝辞の途中、拍手は39回起こった。文大統領は祝辞の序盤、医師・記者・科学者・映画監督など、幅広い職業の独立活動家に一人ひとり言及した。文大統領は「義烈団員でありモンゴルの伝染病を根絶させた医師の李泰俊(イ・テジュン)先生、間島惨変(間島出兵)の取材中に失踪した東亜日報記者の張徳俊(チャン・ドクジュン)先生、武装独立団体の西路軍政署で活躍した独立軍の母ナム・ジャヒョン女史、科学で民族の力を育成しようと考えた科学者の金容グァン(キム・ヨングァン)先生、独立軍決死隊団員だった映画監督の羅雲奎(ナ・ウンギュ)先生、われわれにはあまりにも多くの独立活動家がいた」と述べた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「文大統領はことしの顯忠日(殉国烈士の日)の追悼辞で、ドイツ派遣鉱夫や清渓川(チョンゲチョン)女工、ベトナム参戦勇士などをみな愛国者として言及した」とし「今日は独立運動概念の拡張を強調するためのもの」と説明した。