日本の原子力ベテラン専門家「疑い、質問し、疎通せよ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.04 10:11
「マニュアルにだけ従ったからと原子力発電所の安全問題が解決されるのではありません。現場スタッフが問題を提起し質問するシステムも作らなければなりません」。
日本の原発安全規制の責任を負う原子力安全推進協会(JANSI)の松浦祥次郎理事長がこのほど韓国を訪れ原発安全のための原則を説明した。原子力工学研究院出身の松浦理事長は2000年に原子力安全委員会委員長などを務めたこの分野の専門家だ。彼は先月末に慶州(キョンジュ)で開かれた世界原子力発電事業者協会(WANO)理事会出席のため訪韓した。