日本でクラシック韓流をリードするチェリスト(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 13:57
チェロアンサンブルは珍しい構成のため演奏曲は多くない。ソン教授は毎年、固有のレパートリーを作っていくことに力を注いでいる。2012年はラベルの『ボレロ』、2013年はヴィヴァルディの『四季』がチェロ四重奏版として世界初演された。今年はチャイコフスキーの『弦楽セレナード』がデビューする。チェリストであり編曲者であるJames Barralet(ジェームズ ・バラレット)氏が1年前に依頼を受けて4人演奏者の音楽的な個性まで考慮して編曲した。
「チェロ4挺がどのように役割分担をするかがカギですが、バラレット氏は私たちをよく知っている上に本人もチェリストなので、ものすごい配分をします。私が第1ヴァイオリンの役割をしますが、英国王立音楽学校時代から20年余りの友人である最高の相性の4人衆が楽しく遊んでいると見てもらえたらと思います。チェロ4挺が見せられるあらゆる事をしようと意気投合し、疎通と感謝の気持ちが音楽に自然とにじみ出てきます」。