<南北会談>トランプ氏の説得向け非公開の口頭合意? 韓国側「共同宣言の内容以外にも議論多い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.20 10:19
4月27日板門店(パンムンジョム)南北首脳の会談中に「徒歩橋対話」で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「豊渓里(プンゲリ)核実験場を5月中に閉鎖する」と約束した。この内容は板門店宣言に盛り込まれなかった。「口頭合意」だったためだ。首脳会談2日後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の発表でこのような内容の対話が両首脳の間であったという事実が知らされた。6月12日の米朝首脳会談でも金委員長はドナルド・トランプ大統領に東倉里(トンチャンリ)ミサイル試験場の廃棄をドナルド・トランプ米大統領に言及した。この内容も合意文には盛り込まれなかったが、トランプ大統領が当日、記者会見で明らかにして公開された。
19日平壌(ピョンヤン)南北首脳会談でも先んじた南北、米朝首脳会談の時のように金正恩委員長が文大統領に「サプライズプレゼント」に口頭で言及した可能性がある。平壌共同宣言直後、鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長も平壌百花園迎賓館で開かれた記者会見で「共同宣言の内容以外にも多くの議論があった」と話した。