米専門家、ソニー・ピクチャーズのハッキングの朝中連係の可能性を提起
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.06 15:13
北朝鮮専門家である米ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院(SAIS)のデニス・ハルピン研究員が5日(現地時間)、ソニー・ピクチャーズのハッキング事件と関連して朝中間連係の可能性を提起した。米国下院外交委員会専門委員を歴任したハルピン研究員は、同日保守専門紙である「ウィークリー・スタンダード」への寄稿文でこのような内容を明らかにした。
ハルピン研究員は「北朝鮮ハッカー部隊である121部隊秘密事務所が朝中境界隣接地に位置した瀋陽七宝山(チルボサン)ホテル内にあることが分かった」と主張した。また「他国政府の秘密工作が中国領土内で起きた場合、中国政府が知らないという可能性は低い」とし「中国が北朝鮮のサイバー戦争活動を知っていて黙認しているか、あるいは支援している疑惑がある」と話した。引き続き「中国のコンピュータ専門家がソニーハッキングに関連する北朝鮮ハッカーに訓練を提供した可能性もある」と付け加えた。中国は公式には「あらゆる形態のサイバー攻撃やサイバーテロ行為に反対する」という立場を堅持しているが、北朝鮮を名指ししながらソニー・ピクチャーズのハッキングを非難したことはない。