日本企業が韓国で囲碁大会を開催する理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.08 13:23
6日からソウル馬場路(マジャンノ)の韓国棋院では第1期竜星戦の予選が行われている。韓国から204人が出場した竜星戦は日本が後援する大会だ。賞金総額は2000万円(約2億200万ウォン)、優勝賞金は3000万ウォンだ。外国企業が後援する国内棋戦が行われるのは今回が初めて。
竜星戦はもともと日本のケーブル放送局「囲碁・将棋チャンネル」が後援する日本棋戦の名称だ。27年間も開催されているほど歴史と伝統がある。囲碁・将棋チャンネルは韓国に先立ち中国でも竜星戦を開催し、すでに9回目を控えている。
日本企業が他国の大会を後援するのは過去の日本囲碁の影響力を取り戻すためだ。囲碁・将棋チャンネルの梅澤秀行部長は「日本を代表するテレビ棋戦の竜星戦を韓国と中国にも根付かせたい」とし「世界大会でない独立棋戦として定着させ、各国の囲碁の発展に寄与できればいい」と述べた。