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【コラム】民族の安全、国の安保=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.22 16:08
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韓国の外交政策の根幹をなす国政目標は、韓半島とアジアの平和促進と制度化だ。これは朝鮮王朝末期と独立運動期から一貫して伝授されてきた伝統だ。韓国の独立と東洋の平和は相互間の必要条件という命題は安重根(アン・ジュングン)をはじめとする先駆者の一貫した立場であり、3・1独立宣言書でもしっかりと明言されている。これは中国・日本・ロシアなどが当事者となった一連の戦争を経験したところから出てきた結論だった。これはもしかしたら列強に囲まれた韓半島の地政学的な位置の所産かもしれない。とにかく韓国人にとっては戦争を防いで相互協力を制度化した平和の構築が自らを守るのに加え、国際社会のための民族と国家の宿命的使命として認識することになったのだ。

冷戦後、中国・ロシアなどすべての強大国と互恵平等の友好関係を振興させることに韓国外交は全力投球してきた。21世紀に入って中国が政治・経済などさまざまな面で超強大国の地位に上がったことを韓国が近い隣人として積極的に歓迎したのは当然のことだった。韓国と中国が共に当面の北朝鮮の核問題、特に米国と中国をはじめとする強大国間の緊張を高めさせる北朝鮮の動きに対して平和共存の原則に基づいて出口戦略を用意していくことを韓国人は期待している。

 
北朝鮮の体制存続のための利害の計算能力は決して軽く見過ごしてはいけない。米国と中国は北朝鮮の合理的判断力を低評価する「大国の傲慢」に警戒しなければならない。北朝鮮体制の崩壊の有無は、強大国の憂慮や政策に先立ち北朝鮮自らが選択するだろう。それは私たちの場合も同じだ。強大国たちは特に中国は戦争予防・平和促進のための確固たる立場を堅持して当事国の間に誤解がないよう正確なコミュニケーションに力を尽くさなければならない。北朝鮮が核兵器保有の代価としてどこまでの損失を覚悟するのか、非核化の代価として何を要求するのかを米国は知りたくないだろうか。

数日前、南京大学の朱鋒教授の、韓国政府の立場は野党を含めた韓国国民の全面的な支持があってこそ中国を説得できるという提言があった(東亜日報2月19日付)。しかしいかなる政策でも汎国民的な支持のためにはさまざまな意見を折衝するほかはない私たちの体制の特徴も、中国は理解しなければならない。ただし自由を守るためにはいかなる犠牲にも耐えるという韓国の国民的合意があることを忘れないでおくべきだろう。

李洪九(イ・ホング)本社顧問・元首相


【コラム】民族の安全、国の安保=韓国(1)

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