MSCI先進国指数の編入…韓国、今年も難しい模様
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.11 10:22
韓国証券市場のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進国指数編入の有無が11日に決定される。MSCI指数は、3兆ドル以上のグローバル投資資金が基準にしている代表的な指数だ。1998年に新興国指数に入った韓国は、2009年から毎年先進国指数への編入候補に上がっているが、いつも失敗している。国際的に韓国ウォンの取引が自由でない上に、外国人投資家の登録制度など外国人に対する進入障壁が依然として残っているからだ。
専門家たちは今回も先進国指数への編入は難しいと見ている。新韓金融投資のハン・ボムホ研究員は「当局の政策変化の動きがなく、可能性は薄い」と話した。一部では韓国が新興国指数に残るほうが有利だという主張も出ている。