半導体のサムスン+電気自動車のBYD、最強同士が手を組んだ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.18 10:27
事業初期に王会長は過去に北京非鉄金属研究院傘下のバッテリー会社で働いた経験を基にBYDをバッテリー専門企業として育てた。当時バッテリー分野は日本の独壇場だったが王会長はノウハウを生かし充電用バッテリーの核心部品を作った。コストパフォーマンスが良いニッケルカドミウム電池を米ゼネラルエレクトリック(GE)と日本のソニーなどグローバル企業に供給し事業に弾みを付けた。2001年にBYDの世界バッテリー市場シェアは分野別で2~4位に上昇した。
2002年に香港証券市場にBYDを上場し新事業への投資余力を蓄えた王会長は、2003年に2億6900万元で中国西安秦川自動車を買収して完成車分野に参入し新たに変化の転機を作った。