「河野外相は浦項製鉄元会長の話をしたが、文喜相の『文』も取り出さなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.18 18:53
「河野外相は浦項(ポハン)総合製鉄(現・ポスコ)の朴泰俊(パク・テジュン)会長など昔の話を多くした。本人は昔の政治家に例えて(韓日懸案を)言及したと考えたが、会談席上で文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の『文』も取り出さなかった」
韓日両国間もう一つの真実ゲームに広まっている15日ドイツ・ミュンヘン韓日外相会談の内容に関連して東京外交消息筋の伝言を総合した内容だ。消息筋は「これは外交長官会談に参加した韓国と日本両側のメンバーなら誰もが知っている内容」と話した。ある消息筋によると、康京和(カン・ギョンファ)外交長官と河野太郎外相の間では北朝鮮の核問題に対する共助以外に両国間懸案問題も議論された。
特に、河野外相は過去「浦項製鉄の神話」を導いた朴泰俊元会長を話題に上げるなど、過去両国間にあったことに多く言及したという。浦項総合製鉄は65年請求権協定により韓国側が受け取った資金で支援された代表的企業で、朴元会長は文喜相議長のように韓日議員連盟会長を務めたことがある。