<南北会談>東倉里発射場廃棄を具体的に言及…北朝鮮のトランプオーダーメード戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.20 09:55
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、平壌(ピョンヤン)共同宣言発表の後に開かれた記者会見で「南と北が初めて非核化方案に合意した。非常に意味ある成果」と意味づけした。共同宣言5項を意味する発言で、専門家が参観する中で北朝鮮の東倉里(トンチャンリ)エンジン試験場およびミサイル発射台の廃棄→米国の相応する措置→寧辺(ヨンビョン)核施設の永久的廃棄などの追加措置が骨子だ。
これは4・27板門店(パンムンジョム)宣言にある「南北が完全な非核化を通じて核のない韓半島(朝鮮半島)を実現するという共同の目標を確認した」という文言よりも具体的だ。南北首脳が署名した文書に非核化措置を明文化し、金正恩国務委員長の非核化の誠意を公開的に確認したという意味がある。共同宣言5項に「南と北は韓半島の完全な非核化を推進していく過程で、共に緊密に協力していくことにした」と明記したことは、北朝鮮が以前とは違って韓国を北核交渉の当事者と認定したという意味もある(チョ・ソンリョル国家安保戦略研究員首席研究委員)。