韓経:【社説】G20会議、通貨安競争を克服する国際合意が緊要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.22 15:21
主要国が世界経済・金融市場の安定に向けて過去のプラザ合意のような国際的な協力を進めるべきだという主張が多い。いわゆる新プラザ合意論だ。26、27日に中国上海で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる予定であり、新プラザ合意論がよりいっそう注目されている。
共感が感じられる。麻生太郎財務相は19日、「上海G20会議では中国の過剰設備や過剰信用、原油安、米国の金利政策での市場との対話などが主たる議題になり得る」と述べた。欧州中央銀行(ECB)の「新興国通貨の追加切り下げ圧力について議論があるだろう」、国際通貨基金(IMF)報道官の「市場の変動性が主な議題になるだろう」という発言と軌を一にする。