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韓国、大国拒否感を利用すればイランで成功する(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.27 17:02
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--西側の圧力で制裁に参加したが韓国を恨んではいないか。

「2008年4月にエネルギー資源協力大使に任命された後、その年の5月からイランにしばしば出入りした。18~19回ぐらいになった頃の2010年には韓国も制裁に参加するほかはないという事情をイラン側に説明するためにテヘランを再び訪れた。そこで現地の高位層に会って『イランも韓国も力がなくて、制裁にあい、賦課するほかはないではないか。韓国がロシアや中国ぐらいにさえなればこうしたことはしない』と言った。不本意に参加するほかはないという点を強調したのだ。するとあまり怒らなかった。イラン人はとても現実的だ」

 
--当時の韓国・イラン交易に大きな支障は出なかった。

「そのような弊害を防ぐために韓国ウォン決済システムを作った。当時2500余りの韓国企業がイランに輸出中だった。取引が途切れればすぐに倒産してしまうような中小企業が2000社に達した。それでこのような事情を政府が出て米国側にうまく説明して了解を求めた。ちょうど直前の牛肉問題で大きな混乱を経ていたから米国もかなり譲歩した。このシステムの骨子は、イラン政府が韓国の金融機関に中央銀行名義の口座を設置した後、両国間の取引から発生する収入をウォンで預けておくというものだった。韓国で物を買って行ったりサービスを供給されたりする時はこのお金を使う方式だった。結局その年の9月、イラン中央銀行副総裁が韓国を訪問し、私とともに昼の12時から翌日朝7時までのマラソン交渉の末に合意を成し遂げた。このおかげで両国は制裁にもかかわらず、石油の輸出入を含めた各種貿易の取引を維持することができた」

--これまでイラン側では恨めしく思っていた部分が少なくなかったはずだが。

「最近イランの都市銀行であるメラド銀行の制裁が解除された。この銀行は制裁にあうほどの過ちはなかったのに当局が制裁を加えてイラン側でとても恨めしいと言っていた。これに従わないメラド銀行で訴訟をしたが裁判所で外交に協力するという次元で政府側の手を挙げたようで。イラン側はもちろん韓国の公務員たちも無理なことだということを知ったのだ。メラド銀行もその間とても苦労した。補償レベルでもこれからはしっかり対応すべきだ。また造船業分野では契約とは違って約束された物量を譲渡しなかったケースもあった。特にイランで購入した船舶を修理する時に船に関する資料を要請してももらえなかった。だが企業の最高経営責任者級では『生きるというのは皆そんなものだから、時が来たらよろしくお願いする』というものだった」

--韓国はどのようにすべきか。

「最近、中国の習近平主席がイランを訪問し、日本からも誰かが行くだろう。韓国も大統領が行けば一番良いが条件上、容易ではないだろう。韓国からは外交長官が行ったが欧州など他国の外交トップはすでにみな立ち寄っていて格別な意味がない。イランに特使を送るのが良いようだ」

--イラン進出時の韓国企業の長短所は。

「価格競争の面で中国企業に勝つのは難しい。金融までも中国より劣る部分が少なくない。だがイラン政府とイラン人は大国が好きではない。歴史的に大国との摩擦が多かったからだ。かつて欧州ともそうだったしロシアとも仲が良くなかった。制裁が解ける前にはやむを得ず中国・ロシアと取引するほかはなかったが、その間にもたくさん摩擦があったと思う。一度、イランの高位層と会ったところ『韓国は一度も他国を侵略したことがないではないか』と言っていた。イランは大国を相手にするのが苦手だ。韓国はそのような面では拒否感が少なく、その一方で必要な技術などを持っている。したがってイラン側で韓国を気兼ねなく考えるという点を長所として活用する必要がある」

--イランを相手にする時の注意点は。

「ただで食べようとしてはいけない。ペルシャ商人という言葉があるじゃないか。心から協力するという気持ちで接近してこそ通じる」

◆シン・ジェヒョン会長は…慶北(キョンブク)高校とソウル大学法大を卒業後、ニューヨーク大学ロースクールに留学。その後キム&チャンン法律事務所で国際弁護士として仕事をしていて2008年4月から4年間、外交部エネルギー資源協力大使としても活動した。外交部は外部の専門家を対外職名大使に任命して関連業務を支援してもらっている。


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