餅もチョコパイもない秋夕、開城団地正常化はまだ半分(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.22 12:41
開城工業団地は正常化したが、入居企業は「正常化はまだ半分で、先は長い」と口をそろえた。正常化のために解決すべき課題も少なくない。何より5カ月以上稼動が中断したことで離れていった取引先を再び確保しなければならない。さびついた機械をはじめ工場の設備も以前の状態に戻さなければならない。北朝鮮労働者の熟練度を再び高めることも必要だ。
開城工業団地入居企業協議会のユ・チャングン副会長は、「衣類業者を中心に再稼働が始まったが相当数は試験稼動水準。北朝鮮の労働者を出勤させながらも注文がなかったり不足しており心配している企業家がかなりいる」と明らかにした。化粧品容器を作るテソン産業のペ・ヘドン会長は、「正常化後に片方ではさびついた機械を手入れし、もう片方では製品を作っているが今後の注文確保がカギだ」と話した。