【社説】韓国国民が受け取った脱原発の請求書
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 07:47
懸念が現実となった。文在寅(ムン・ジェイン)政権の脱原子力発電所政策の余波で優良公企業だった韓国水力原子力と韓国電力傘下の発電5社など主要エネルギー公企業が昨年相次ぎ赤字を出した。
韓国水力原子力は朴槿恵(パク・クネ)政権当時に年間2兆ウォンを超える純利益を出していたが、文在寅政権が発足してから業績が急激に悪化し、ついに昨年は1376億ウォンの当期純損失を出した。韓国水力原子力は原発を稼動して生産した電力を売って収益を出す構造だが、脱原発政策の本格化により月城(ウォルソン)1号機の早期閉鎖と新ハンウル3・4号機など新規原発6基の事業漂流で自然に収益が急減したのだ。