「アニメ王国」狙う中国…制作本数、日本抜き世界1位(1)

「アニメ王国」狙う中国…制作本数、日本抜き世界1位(1)

2015年12月07日11時33分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  今年下半期の中国の映画市場では注目すべき事件が1つ発生した。中国の無名アニメーション制作社スウェ原画が手がけたアニメ『モンキーキング:英雄の帰還(大聖帰来)』がボックスオフィス収入9億5600万人民元(約1722億ウォン)を記録し、中国内のアニメ歴代興行1位になったのだ。以前まで1位だった米国ドリームワークスの『カンフーパンダ2』(6億1200万人民元)は2位においやられた。

  最近、中国の映画市場が膨張するにつれ中国のアニメ産業もいち早く成長している。現在世界7位圏である中国アニメ市場が近い将来、米国や日本に続き世界3位に飛躍するだろうという展望も出てきている。

  ◆政府育成策に急成長

  中国アニメーション市場は2010年だけでも470億中国元程度に過ぎなかったが、昨年は1000億中国元を記録し4年で2倍規模に大きくなった。中国政府が2006年からアニメーションを文化産業育成の戦略分野に設定し、粘り強い育成策を展開したのが効果を発揮したという分析だ。中国内には4600社ほどのアニメーション関連企業が活動しており、年間制作本数は日本を抜いて世界1位に上がっている。

  だがこれまで多くの中国アニメーションは満4~14歳の子供の観客を狙ったものなので「小規模投資・小規模収益」がアニメ制作の一般公式として位置していた。米国ハリウッドのウォルトディズニー、ドリームワークスのようにブロックバスター級の作品を製作するのが難しい構造だった。『モンキーキング』の興行成功で中国アニメ業界にも変化の風が吹いている。子供だけでなく大人たちまでターゲットとした大作アニメを制作するために、中国の先頭圏アニメ制作会社は足早に動いている。

  中国のメジャーアニメ制作会社の1つであるアルファアニメーションは10月、中国のウェブトゥーンサイトのユヤオチに約9億人民元を投資した。ウェブトゥーンを原作にした成人用アニメを今後、市場に提供するためだ。映画制作会社インライトメディアも最近、アニメ担当部署を最初から独立法人として分社化させた。この会社は現在10本の成人用アニメ制作に投資している。

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