韓国、国民は中道に向かうが、与野党の理念格差は広がる…「政治が葛藤を深める」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.08 16:31
韓国の政治は国民の意識と反対方向に動いている。セヌリ党と民主党を支持する有権者の理念の違いは一定の水準を維持しているが、与野党議員の理念の間隙は広がっている。延世大のイ・ジェムク教授(政治学)の研究結果だ。
イ教授は「韓国社会の理念葛藤は一般国民に幅広く存在する現象ではなく、政治エリートに限定されて表れる現象」という結論を出した。中央日報が第16代国会で実施した「国会議員理念性向調査」(0が最も進歩、10が最も保守)で、第16代国会当時1.7(ハンナラ党5.4、民主党3.7)に過ぎなかった与野党の理念格差は、第17代国会で1.9(ハンナラ党5.4、開かれたウリ党3.5)、第18代国会で2.4(ハンナラ党6.2、民主党3.8)、第19代国会で3.2(セヌリ党5.9、民主党2.7)とその差が拡大していることが分かった。