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野田氏が幹事長に輿石氏起用、小沢派を抱き込み(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.31 11:23
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日本の野田佳彦民主党代表が第95代首相に選ばれた。衆議院と参議院は30日午後にそれぞれ本会議を開き、首相指名選挙を経て野田民主党代表を新首相に選出した。就任式は天皇の任命を経た後の9月初めと予想される。

野田首相はこの日の首相選出後、党幹事長に輿石東参議院議員会長を起用した。輿石新幹事長は旧社会党出身で小沢一郎元代表と親しい。菅直人政権で輿石氏は小沢元代表と鳩山由紀夫前首相とともに菅政権に批判的な姿勢を見せた。靖国神社参拝に批判的で外国人に対する地方参政権付与にも積極的だ。

 
野田首相が人事と資金を総括する政権ナンバー2に小沢元代表の側近を起用したのは、これまでの政権運営で排除されてきた親小沢グループを政権運営に参加させ、「親小沢」対「反小沢」の分裂を終えるという意図だ。野田首相としては、首相になるにはなったが、1次投票で1位を獲得し決選投票でも45%の票を得た党内最大勢力の小沢グループに配慮しないわけにはいかなかった。小沢元代表としては、自身が推す候補を首相にできなかったが、党内で勢力を維持できる橋頭堡を確保したことになる。

2日に発表する閣僚人事では岡田克也前幹事長が官房長官として名前が挙げられており、決選投票で野田首相を支援した鹿野道彦農林水産相も主要閣僚に任命される見通しだ。前原誠司前外相は党政調会長に内定した。




野田氏が幹事長に輿石氏起用、小沢派を抱き込み(2)

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