先月、韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんらを乗せたロシアの宇宙船ソユーズ号が非常着陸したのは、帰還船の機械の欠陥のためだったことが確認されたと現地の日刊紙コメルサントが22日、報じた。
ロシア連邦宇宙庁宇宙船調整プログラム部のアレクセイ・クラスノフ部長は21日、「帰還船後部の機械室が分離せず、正常着陸ができなかったため弾道着陸することになった」と話した。しかし、機械室が分離しなかった理由については具体的に明らかにしなかった。あるインターネット新聞は別の宇宙専門家の話を引用し「帰還船と機械室を連結する10個の閉鎖装置のうち、一部が正しく解除されなかったものとみられる」と報じた。米国航空宇宙局(NASA)は、事故の原因が解明されるまではソユーズ号を使用しないと明らかにした。