南北次官級会談、ソウルでの閣僚級会談開催で歩み寄り
韓国・北朝鮮(南北)は17日までとしていた次官級会談の日程を延長し、北朝鮮核問題、閣僚級会談再開など争点を夜通し調整しながら、6月中に第15回南北閣僚級会談をソウルで開催することに歩み寄った。しかし最も重要な日取りについては北朝鮮が難色を示しており、最終合意できるかどうかは未知数だ。南北はまた、全議題に対する最終合意と共同報道文の採択には至らなかった。
双方は18日午前、ひとまず会談を終え、19日に開城(ケソン)で開始することにした。南側首席代表の李鳳朝(イ・ボンジョ)統一部次官と北側団長の金万吉(キム・マンギル)祖国平和統一委員会書記局副局長はこの日午前7時、開城で15分間の首席代表接触を持ち、このように決めたと、李首席代表が明らかにした。