在韓米軍司令部が8日伝えたところによると、米国側は、韓半島の戦時に備えて弾薬・物資を備蓄してきた戦時予備物資(WRSA-K)計画を廃止するとの方針を、昨年、韓国側に通知していた。同計画は、戦争ぼっ発の際、韓米両国の軍が開戦の初期、北朝鮮軍の攻撃に即時対応できるように、韓半島のあちこちに、共同で使える弾薬・物資を備蓄しておくもの。
99%以上が弾薬であり、旧型の銃・砲弾、爆弾、最新型ミサイルなど約280種類・およそ60万トンにのぼる。WRSA-Kを維持・運営するうえで費やされる費用には、韓国が毎年提供する防衛費分担金も含まれている。