【噴水台】女性外交官全盛時代の陰=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.04 09:00
今や女性外交官全盛時代だ。2000年以来、米国では4人の元国務長官のうち、コリン・パウエル氏を除く3人(マデレーン・オルブライト氏、コンドリーザ・ライス氏、ヒラリー・クリントン氏)が女性だった。欧州連合(EU)の対外トップである外務・安全保障上級代表の前任者2人(キャサリン・アシュトン氏、フェデリカ・モゲリーニ氏)も同じだ。そのうえ次期国連事務総長は女性でなければならないという世論まで起こっている。
外交界における「女風」は韓国でもすでに吹いている。2005年に初めて半分を越えた外交官試験の女性合格者数は増加する一方だった。それでも先月30日に発表された試験結果はとりわけ特別だった。全体合格者41人のうち女性が29人で70.7%を占め、規定上の最高値に達したためだ。成績だけなら女性比率が76.3%になるところだった。だが、男女一方の比率が70%を超えないようにした「男女平等採用目標制」により男性3人が追加合格したのだ。