丹青はがれた国宝1号南大門…日本製顔料の使用も自尊心にダメージ(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.21 16:14
問題は最大争点である、にかわだ。にかわは顔料を画面に接着させる重要な補助材料だ。動物の骨や革を加工して抽出する。顔料の固有色彩を保護して安定感のある上塗りを可能にする役割をする。主に水にかわ、卵にかわ、棒にかわに分かれる。顔料ににかわを混ぜて使う時、下塗り採色時は濃度を弱くして、上塗りする時に強くすれば丹青が軽やかに浮かび上がるはずだ。お金もあまりかからない。1億1300万ウォンの顔料予算の中でわずかな一部だ。質自体も問題に上がってこない。
問題はにかわを使用できる能力だ。この部分が複雑だ。