【コラム】危機の現代車、機会はわずか3年

【コラム】危機の現代車、機会はわずか3年

2018年05月14日09時43分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「今後3年が現代車の最後の機会になるだろう」。最近の中国北京モーターショーで会った韓国・中国自動車業界関係者の共通の意見だ。3年後には中国だけでなく韓国でも現代車の市場が急激に減る可能性があるということだ。市場シェアが減少する現状況で、今後3年間に骨身を削る努力をして大きな革新を見せてこそ生存が可能だと分析している。

  中国自動車企業が海外市場に目を向けている。2025年に生産台数の10%輸出という中国政府の目標と歩調を合わせて本格的な市場拡大に注力している。実際、北京モーターショーでは北京・上海・長城・吉利自動車など中国主要自動車企業が一斉に海外進出を強調した。一次的には自動車産業がない国や後発国でのシェア拡大、二次的には欧州・米国など自動車先進国への進出までも狙っている。

  北京自動車の南アフリカ電気自動車生産発表が代表的な例だ。国営企業の上海・長安自動車はそれぞれ東南アジアと中東市場で市場を拡大している。民営企業の吉利・長城自動車は高級ブランドとして欧州・米国市場に進出するという抱負を明らかにした。吉利はすでにスウェーデンのボルボを買収し、マレーシアのプロトンを引き受け、ベンツ株を取得するなど世界の耳目を集中させた。

  中国自動車企業が一次的に市場拡大を狙うアフリカ・中東・東南アジア・中南米・ロシアなどは韓国・日本企業も進出している市場だ。最悪の場合、現代車の中国市場での消滅、その他の海外市場での打撃、韓国市場への影響も予想される。

  中国企業の関係者はまだ技術で現代に追いついていない点を認めている。しかし価格の面で大きな競争力を保有するという点、トップ企業との協力を通じて技術の発展が続いているという点が脅威だ。今回の北京モーターショーで現代車も変化した姿を見せるために努力した。現地化モデルの開発、バイドゥの協力を通じた人工知能音声認識搭載の拡大、エコカー戦略の拡大などを発表した。今後、現代車は中国市場の減少の直接的な原因に挙げられるモデル老朽化、エンジンやステアリング装置などの品質問題を見直す必要がある。

  3年という時間は「速度の現代」と呼ばれた現代車にとって十分な時間だ。今からでも変化のための努力を見せなければいけない。消費者との疎通、品質問題と不信感の解決、最新技術への投資などで革新企業に生まれ変わる必要がある。できる限りの努力と革新で消費者から愛される国民企業に生まれ変わり、市場でも成功することを期待する。

  チョン・グミン/国民大電子工学部教授
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