韓国空港鉄道の作業員5人、列車にはねられ死亡…1人は重体
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.10 13:15
厳しい寒さとなった9日午前0時半ごろ、空港鉄道の線路作業をしていた作業員5人が列車にはねられて死亡した。単純事故にしては犠牲者があまりにも多かった。5人はまだ列車が運行されている時間に作業を開始、寒さのためイヤーマフラーなどをしたまま作業したため、近寄る列車を避けられなかったと推定される。
この日午前0時30分、仁川(インチョン)桂陽(ケヤン)駅から仁川空港の方向に1.3キロ離れた地点で、線路凍結防止作業をしていた契約職の作業員5人が時速80キロで走っていた列車にはねられて死亡した。
死亡者はベク・インギさん(55)、イ・ファチュンさん(59)、チョン・スンイルさん(43)、チュ・ソンテさん(55)、チョン・ソクソンさん(53)で、コレイル(韓国鉄道公社)空港鉄道の作業を担当するコレイルテックに所属していた。一緒に作業をしていたイ・ヨンフンさん(38)は重体となった。