【社説】大統領と与党の‘泥田闘狗’、恥ずかしくないのか
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とウリ党の新党攻防が見るに忍びない。盧大統領が「言葉だけが新党であり、地域党にすぎない」と反対すると、金槿泰(キム・グンテ)議長は「統合新党を地域党と言うのは侮辱的な言葉であり、第2の大連合政府発言だ」と攻撃した。すると、また李炳浣(イ・ビョンワン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長が出てきて「個別の政治的位置づけのための旧時代的差別化戦略だ」と真っ向から反論した。
今こうした攻防を繰り広げる時か。どうして恥じらいもなくこういう発言ができるのか。既に盧大統領の任期末レイムダック現象が強まっているといっても、まだ通常国会の会期中だ。来年度の予算案さえ処理できていない。青瓦台も与党も、数千件の法案を抱えながら処理してくれないと言って野党を攻撃していたのではないのか。今度は青瓦台・与党間で争っているのだから呆れてしまう。