【社説】大統領と与党の‘泥田闘狗’、恥ずかしくないのか

【社説】大統領と与党の‘泥田闘狗’、恥ずかしくないのか

2006年12月02日04時46分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とウリ党の新党攻防が見るに忍びない。盧大統領が「言葉だけが新党であり、地域党にすぎない」と反対すると、金槿泰(キム・グンテ)議長は「統合新党を地域党と言うのは侮辱的な言葉であり、第2の大連合政府発言だ」と攻撃した。すると、また李炳浣(イ・ビョンワン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長が出てきて「個別の政治的位置づけのための旧時代的差別化戦略だ」と真っ向から反論した。

  今こうした攻防を繰り広げる時か。どうして恥じらいもなくこういう発言ができるのか。既に盧大統領の任期末レイムダック現象が強まっているといっても、まだ通常国会の会期中だ。来年度の予算案さえ処理できていない。青瓦台も与党も、数千件の法案を抱えながら処理してくれないと言って野党を攻撃していたのではないのか。今度は青瓦台・与党間で争っているのだから呆れてしまう。

  地域主義に賛成する国民は誰もいない。しかし金大中(キム・デジュン)前大統領を訪ね、木浦を訪問し、湖南(ホナム・全羅道)礼賛論を繰り広げるのは地域主義を利用するものではないのか。均衡発展論を前面に押し出しながら全国を投機の場にした背景にもそうした政治的策略がなかったのか。盧大統領自身が民主党の看板として当選した。自ら地域主義の洗礼を受け、地域主義を利用してきながら、反地域主義を名分として前面に押し出しているのは理解できない。

  新党推進派も何も言えないはずだ。ウリ党結成に反対した人々を守旧勢力として攻撃したのが彼らではないか。わずか数日前まで執権党にどっぷりと浸かっていた人たちが、政権交代の時期になると自分は何の関係もなかったといわんばかりに他人のせいにするのは厚かましい。権力を享受すればその結果に対しても責任を負わなければならない。空き家にペンキを華麗に塗って選挙用の政党を作り、有権者を誘惑しようというのは国民を欺くことだ。

  最小限の良心があるのなら、まず国政の失敗で苦痛を感じている国民に対して自らの過ちを告白し、謝罪しなければならない。新党を結成するにしても、分裂するにしても、早めに決着しなければならない。民生と関係がない泥田闘狗(泥仕合)はこれ以上見ていられない。
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