「米朝、北朝鮮の核・ICBM数カ月以内の海外搬出議論中」

「米朝、北朝鮮の核・ICBM数カ月以内の海外搬出議論中」

2018年05月14日09時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米朝首脳会談を率いる米国の核心官僚らが相次いで北朝鮮の非核化関連議論が過去のどの核合意よりも早く成立するものと強調している。「速やかな非核化」を前提とした画期的補償が米朝間の議論の核心であることを推測させる。

  ポンペオ米国務長官は11日に外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官との共同記者会見で、「北朝鮮が早急な非核化(quickly denuclearize)をする果敢な措置を取るならば米国は北朝鮮がわれわれの同盟である韓国と同じ水準の繁栄を達成できるようにする準備ができている」と明らかにした。また、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が正しい道を選択するならば北朝鮮に平和と繁栄にあふれた未来があるだろう」ともした。

  最近ポンペオ長官とともに北朝鮮を訪問したフック国務省政策企画本部長は最初から北朝鮮非核化完成期間として「トランプ大統領の1期の任期内の2020年」と言及した。

  フック本部長は米PBSとのインタビューで、「トランプ政権の1期目の任期4年が終わるまでに北朝鮮の不可逆的非核化は可能か」との質問に、「北朝鮮の意志さえあるならばそうだ。可能だ」と答えた。トランプ政権の高位官僚が「トランプ大統領の任期内の北朝鮮非核化」を明らかにしたのは初めてだ。首脳会談議論が実務的レベルで相当に進んでいることを示唆するものだ。

  2020年は米国と北朝鮮ともに重要な時期だ。トランプ大統領の再選が行われる一方、北朝鮮では金正恩の野心作である国家経済発展5カ年戦略が終了する。北朝鮮の非核化と経済建設という顕著な成果がそれぞれトランプ大統領と金正恩委員長に必要という意味だ。

  ホワイトハウスのボルトン国家安保補佐官もまたボイス・オブ・アメリカ(VOA)との対談で、「北朝鮮が長い交渉で得られるものは多くなく、それで(非核化)交渉は非常に早く進行されるだろう」と断言した。

  トランプ政権内の高官が一様に「速やかな非核化」を強調しているのは、段階別の措置と連係して補償だけ得ようとする北朝鮮の「サラミ戦術」を封じ込めるという意図も込められたと分析される。「核廃棄」と「核保有能力不能化」まで最大限早期に引き出すという布石だ。

  ボルトン補佐官が「北朝鮮が過去のように実際に(非核化)行動に移さないこともあるのではないか」という質問に、「今回北朝鮮が会う人は『違う』米国大統領であり、その大統領は交渉ができ守る方法も知っている」と答えたのも同じ脈絡とみられる。トランプ大統領のキャラクターを強調し彼が北朝鮮の戦略に巻き込まれずに「速やかな非核化」を実現できるということを強調したものだ。

  これと関連して、匿名の消息筋は北朝鮮の核兵器と大陸間弾道ミサイル(ICBM)を早期に国外に搬出する案が現在米朝間で議論されていると伝えた。米朝首脳会談後少なくとも数カ月以内に北朝鮮がこうした措置を履行し、その代価として対北朝鮮制裁の一部を即時緩和する案だ。これを通じて双方ともに非核化と補償の真正性を示せるということだ。

  李鍾ソク(イ・ジョンソク)前統一部長官は12日、「金正恩国務委員長が非核化とそれにともなう制裁解除期間を短縮するために米朝首脳会談で核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)リストを提示する果敢な措置に出る可能性も排除することはできない」と述べた。

  ポンペオ長官らが改めて「完全かつ検証可能で後戻りできない非核化(PVID)」を強調したのも目を引く。ポンペオ長官は記者会見でPVIDの定義について、「過去のようにさまざまな段階に分けてしないということ」と答えた。彼は冒頭発言でも「韓米はPVIDを実現することに専念している」と言及した。

  大量破壊兵器(WMD)が米朝首脳会談のテーブルに上がるかも関心事だ。これと関連しボルトン補佐官は「核兵器や生化学兵器がなくともさらに安全になると信じるならばその兵器を放棄するのは(北朝鮮に)それほど難しくないことで、より良い世界へ進む道」と話し、WMD問題がともに議論されることを示唆した。

  ボルトン補佐官はしかし、「在韓米軍問題は交渉カード(bargaining chip)ではない」と話した。

  
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