【コラム】ニュースメーカーになった大統領特別補佐官=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.20 13:17
いかなる経緯であれ、大統領を補佐する人がニュースメーカーになるのは良いことではない。見た目が良くないのはともかく、政策に混乱を招きかねない。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の統一・外交・安保特別補佐官の文正仁(ムン・ジョンイン)延世大名誉特任教授がニュースの真ん中に立った。先週ワシントンで開催されたウッドローウィルソンセンターのセミナーでした発言のためだ。
文教授は、北朝鮮が核・ミサイル活動を中断すれば韓米連合訓練と米戦略資産の韓半島(朝鮮半島)展開を縮小することができると述べた。南北対話の条件を朝米対話の条件と合わせる必要はないという発言もした。「高高度防衛ミサイル(THAAD)のために韓米同盟が崩れるなら、それが何の同盟か」という直撃弾も飛ばした。すべて引火性の高い発言だ。