SBI貯蓄銀行代表「オンライン・モバイルで営業するネット銀行つくる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.06 15:06
SBI貯蓄銀行がネット銀行への変身を進める理由は、貯蓄銀行業界で新しい活路を見いだすためだ。2011年の貯蓄銀行事態から4年にわたった貯蓄銀行の構造改革は今年7月に終わった。29行あった資産規模1兆ウォン以上の貯蓄銀行は今年6月末基準で7行に減った。SBI1・2・3・4を合併して今月1日にスタートした統合SBI貯蓄銀行は資産規模3兆8433億ウォン(約4000億円)で、業界トップとなった。それだけに「充実した第2金融」を果たしていくという意志も強い。
キム代表は「不振の貯蓄銀行はプロジェクトファイナンス(PF)企業貸出と高金利個人信用貸出の2つの事業に集中した」とし「昨年3月に旧現代スイス貯蓄銀行を買収した後、営業パターンを変え、中小・中堅企業貸出と中金利庶民金融に集中している」と述べた。企業貸出は平均50億ウォンを超えないという条件を設定し、「ユースマイルローン」のような会社員向け中金利商品も発売した。「過去の貯蓄銀行の顧客が高齢の高額資産家中心だったなら、今は若い顧客を新規で迎えるために努力している」ということだ。