週末襲った最悪の粒子状物質、花見客ら思わぬ災難=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.11 14:06
9日ソウル汝矣島(ヨイド)の輪中路(ユンジュンロ)は週末を迎え桜の花見客たちで混みあっていた。この日午後、ソウルの粒子状物質濃度は「非常に悪い」水準(241マイクログラム毎立方メートル)まで上昇したが、黄砂用マスクをつけた市民は多くなかった。イ・ミンジャさん(63、女性)は「普段から呼吸器が良くないが、粒子状物質がこんなに多いと分かっていたら家にいただろう」と話した。この日のソウルの粒子状物質の平均濃度は今春に入り最も高かった。粒子状物質の濃度が「非常に悪い」水準ならば健康な人も外出を自制しなければならない。
8日から10日までの3日間で韓半島の空が深刻な粒子状物質に覆われた。ソウルなど首都圏では3日間ずっと粒子状物質注意報が発令された。だが環境部の粒子状物質予報は3日間とも全てはずれた。