無線充電市場、拡大の見込み…ギャラクシーS6は適切なタイミング(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.31 16:49
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無線充電機能を搭載したサムスン電子のギャラクシーS6。充電コイルを内蔵した最初のスマートフォン。(写真=各会社)
世界最大級家具企業のイケアは無線充電パッドを内蔵したテーブルと事務用デスク、電気スタンド、ベッドサイドテーブルなどを出している。LGハウシスも無線充電機能を内蔵した人造大理石「テックトップ」で北米市場を狙っている。キッチンの調理台やテーブルなどに適用できる。デルタ航空がニューヨーク市のJFK空港内のターミナルに無線充電ホルダーを設置するなど航空業界も動いている。
実際、無線充電の基本概念は1890年代に生まれた。クロアチア出身の天才物理学者ニコラ・テスラが理論を確立した。しかし電力の損失があまりにも大きく、実際の製品に適用され始めたのは110年後の2000年代初期からだ。フィリップスが無線充電方式の電動歯ブラシなどを出し、技術が芽生え始めた。