米大統領「嵐の前の静けさ」発言、北朝鮮を狙ったのか?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.13 10:03
トランプ氏はこの日夜、FOXニュースとのインタビューでも「北核問題は25年前、20年前、5年前に扱うべきだった」として過去政権の未熟な北朝鮮対応を再度非難しながら「今見るように、非常に進展したところまで来た。(今)何かをしなければならない。我々はこのようなこと(北核保有)が起きるように放っておくことはできない」と強調した。これは「5日、軍首脳部とのホワイトハウス会議で話した『嵐の前の静けさ』発言が北朝鮮を狙ったものか」という質問に答えたものだ。これを受け、米国メディアは「『嵐の前の静けさ』発言が事実上、北朝鮮に対するメッセージだったということを大統領自らが認めたもの」という見方も出ている。トランプ氏はその発言の真意について「まもなく分かるだろう」と話してきた。11月初め、中国訪問を控えているトランプ大統領はこの日「中国がとても役立ったと考える。彼らは北朝鮮と金融取り引きを断った」とも話した。
一方、トランプ大統領が韓米自由貿易協定(FTA)の廃棄カードを切ろうとしたのは「米国優先主義」を掲げるためには負担が大きい北米自由貿易協定(NAFTA)の代わりに韓米FTAを選択した方が良いというピーター・ナバロ国家通商会議(NTC)委員長の勧誘が大きい影響を及ぼしたとオンラインメディア「ザ・デイリー・ビースト」が11日、報じた。