【社説】都心のシンクホール、放置すれば大事故招く=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.30 14:45
地面がぽっかりとへこむシンクホール(sink hole)現象が、ソウルなどの都心で相次ぎ発生している。24日、京畿道議政府市(キョンギド・ウィジョンブシ)のあるマンション団地の歩道が2メートルほど陥没し、歩行者がケガをした。先月19日にはソウル汝矣島(ヨイド)の国会議事堂前の道路が深さ3メートルほど陥没した。ソウル蚕室(チャムシル)でも最近3カ所で地盤が1.2メートルほど落ち込んで住民たちを不安がらせている。一部では第2ロッテワールド工事のためでないかという憂慮が出ている。
シンクホールができる原因は大きく3つだ。まず主に石灰岩地帯で地下水などに石灰岩が溶けて発生する自然発生的なシンクホールがある。
2番目は道路に埋めた上下水道管が壊れて水が漏れ、地盤が崩れるケースだ。3番目は高層建物の掘削などで地下水が抜けて地面がへこむことだ。韓国ではほとんどが上下水道管の破損や地下水流出など人為的な要因から発生する。