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日本輸出のため? ドラマ「太王四神記」が歴史歪曲

2007.09.20 15:59
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「民族の自尊心を優先するのか、それとも韓流を優先するのか」--。MBC(文化放送)テレビファンタジー史劇「太王四神記」(脚本ソン・チナ、パク・キョンス、演出キム・ジョンハク)に命題が投げかけられた。 作品がモットーとする民族自尊心の実体に対する命題だ。

「太王四神記」は、高句麗(コグリョ)の征服君主・広開土(クァンゲト)大王を主人公とし、民族誕生神話の壇君(タングン)神話を背景としている点で民族自尊心の鼓吹が核心要素になる作品だ。 しかしこれまでの「太王四神記」の内容には論議の余地がある。 広開土大王の業績の一つ、倭寇討伐の過程が扱われていない点、また当時日本に莫大な影響力を及ぼした百済(ぺクジェ)の威勢が縮小されている点だ。 これは、第2次世界大戦当時に日本関東軍が任那日本府説を後押しするため広開土大王碑文を操作したという一部の主張を思い浮かばせるなど、後味が悪い。

 
また作品の中で広開土大王の宿敵は視聴者が期待している中国ではなく、王位をめぐって争うヨンホゲと広開土大王の帝王登極を妨げる‘火天会’という国籍不明の組織である点も論議の余地を残す。

このように「太王四神記」は実際の歴史とかけ離れている。 もちろんドラマが歴史を忠実に再現する必要はない。 しかし今回の場合、単なる興味や歴史解釈の問題ではなく、韓流輸出対象国の日本などアジア国家をあまりにも意識し過ぎているのではないか、という印象を与える。

◇ドラマの広開土大王は誰と戦うのか

「太王四神記」は談徳(タムドク/ペ・ヨンジュン)が試練を乗り越えて広開土大王に登極し、大陸に勢力を伸ばしていく過程を扱う。 その過程で最も重点を置いて描く部分は「珠申(ジュシン)の帝王」の位をめぐって争うヨンホゲ(ユン・テヨン)との葛藤であり、「珠申の帝王」の誕生を妨げようとする火天会および大長老(チェ・ミンス)との対決だ。 火天会は特に歴史・地理的説明もなく、敵対勢力としてのみ描かれている。 こうした点で談徳の対決構図は高句麗王位をめぐる内紛と映る可能性もある。

また作品の中には当時「倭」という国として存在した日本はまったく出てこない。 広開土大王が満州大陸征伐のほかにも新羅(シルラ)に侵入した倭寇の討伐にも大きな業績を残した点を勘案すると、かなり縮小された歴史紹介となっている。

これについてキム・ジョンハク氏は「民族の神話から意味のある話をつくって面白く描いたものだ。日本まで扱おうとするとあまりにも膨大な内容になる。24部作では消化できない。征服者ではなく温かいイメージの帝王である広開土大王の容貌を演出するため最も必要な要素だけを圧縮した」と説明した。

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