<サッカー>李東国、35歳で韓国代表復帰…ストライカー不在(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.08.26 17:14
足が速ければFWを任せる韓国サッカーの誤った伝統も問題だ。コリンチャンスのアグネル・ゴンサルベス技術委員長は「ブラジルでは足が速いからFWをさせたり、背が高いから中央DFをさせることはない」とし「14歳までは、字を初めて習う時に点線をなぞるように基本技を繰り返し教える。18歳くらいから攻撃・守備・攻撃転換・守備転換を幅広く考慮してポジションを決める。スペースに入り込む能力、ゴールを決める能力が高い選手にFWの役割を勧める」と述べた。
◆イングランドも同じ悩み=今季のKリーグ得点ランキングトップ10のうち国内の正統ストライカーは李東国とイ・ジョンホ(9得点、全南)、金信旭(8得点)だけだ。2002韓日W杯以降、Kリーグ球団はモタ(ブラジル)やデヤン(モンテネグロ)など外国人FWを連れてきた。韓国人FW選手がポジションを失い、アマチュア有望株のFW忌避現象が生じた。外国人FWを次々と迎え入れ、ウェイン・ルーニー(29、マンU)後の正統ストライカーの脈が途切れたイングランドサッカーと状況が似ている。