体育館でのK-POP公演にピリオド、専用アリーナ建設へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.12 11:12
コンサートを開くたびに1万人を超える内外からのファンを動員する東方神起の定番公演会場はソウルのオリンピック公園体操競技場だ。音響や照明設備はコンサートに適していないが一度に1万5000人を収容できる空間として適当なところがないためだ。韓国人歌手やバンドのコンサートだけでなく、海外のポップスターが来韓公演をする時も公演企画会社が悩んだ末に下す結論はいつも体操競技場や蚕室(チャムシル)室内体育館だった。1万席以上の専用公演会場が6カ所もある日本など海外の事例は夢のような話にすぎなかった。
2017年にはこうした悩みが解消される見通しだ。文化体育観光部が京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の「韓流ワールド」にK-POP専用公演会場の「K-POPアリーナ」を建設することを最終決定したためだ。文化体育観光部が昨年2月に公募したK-POPアリーナ建設候補地にはソウル市から江西区麻谷(カンソグ・マゴク)、道峰区倉洞(トボング・チャンドン)、松坡区蚕室(ソンパグ・チャムシル)競技場の3カ所と、京畿道から富川(プチョン)映像団地と高陽韓流ワールドの2カ所が候補地として参加し競合を繰り広げた。