金正男の韓国亡命要請説、当局は否認(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.01 08:55
金正恩が2010年9月、労働党3次代表者会で後継者に推戴された後、金正男は海外メディアの前で、北朝鮮の3代世襲を批判するなど露骨に不満を表してきた。先月15日にはボスニア・ヘルツェゴビナの国際学校で留学中の息子ハンソル(17)がフィンランドのテレビのインタビューに応じ、金正恩の統治を「独裁」と表現したりもした。
韓国政府当局者は「金正恩は自分が管轄する国家安全保衛部を動員して金正男の平壌の拠点を襲撃したり、暗殺を計画して海外に工作員を派遣するなど、深刻な葛藤を起こしてきた」と話した。金正男は金正日の死去で金正恩が執権した後、今年初め、マカオから行方をくらませた。この時から金正男が北朝鮮側の脅迫に苦しんでいるという観測が出てきた。