韓経:サムスンが狙った自動車部品メーカー、日本企業が8000億円で買収
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.23 08:24
日本の自動車部品メーカー、カルソニックカンセイがフィアット・クライスラーからマネッティ・マレリを62億ユーロ(約8031億円)で買収する。マネッティ・マレリはサムスン電子が一時買収を推進した自動車電子装備メーカーだ。
ブルームバーグは22日、「合併すれば両社の年間売り上げは170億ドル、従業員数は6万5000人に達する。新会社の名称はマネッティ・マレリCKホールディングスになるだろう」と報道した。1919年に設立されたマネッティ・マレリは1967年にフィアットグループに買収された。車両照明、車両用電子製品など自動車用電子装備を製造する。日産自動車系列会社だったカルソニッカンセイは昨年米国系ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に買収された。両社は買収合併を通じ、電気自動車、自動運転車など次世代車両用の部品開発に拍車をかける見通しだ。