韓国が開発した宇宙船、火星に行けるだろうか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.21 14:52
「韓国宇宙船、いよいよ火星へ行く」
果たして、いつかは新聞でこのような見出しを目にすることができるだろうか。当面は夢のような話だ。だが、韓国でも宇宙産業への挑戦は活発だ。
今年、韓国政府の宇宙開発予算は6703億ウォン(約644億4500万円)で、最大の宇宙産業国である米国の60分の1水準だ。中国〔61億ドル(約6662億円)〕はもちろん、日本(36億ドル)に比べても非常に少ない。全世界の宇宙産業市場で韓国が占める割合は1%未満(2兆4876億ウォン)だ。このような悪条件によって宇宙産業の分野で韓国が一役買うことは容易ではない。それでもニッチ市場を狙えば希望があるというのが専門家らの話だ。代表的なのが政府主導で進めてきた「先進国追撃型宇宙開発」だ。また、2013年に立てた「宇宙技術産業化戦略」にしたがって宇宙開発事業に民間の参加を拡大している。