クルーズ船を貨物埠頭につけてぼったくりショッピング…中国観光客“不満”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.26 15:27
19日午後2時、“免税(DUTY FREE)”と記されている釜山・草梁洞(チョリャンドン)のCショッピングセンター。あちこちで「太貴、太貴(タイコー、中国語でとても高いという意味)」という中国語が聞こえた。不平を漏らす彼らは、この日午前、釜山に入ってきたクルーズ船「コスタ・ビクトリア」号(7万5166トン)と「スーパースター・ジェミニ」号(5万764トン)から降りてきた中国人観光客だ。「コスタ・ビクトリア」は済州~釜山~天津を、「スーパースター・ジェミニ」は上海~釜山~済州コースを4泊5日のスケジュールで循環する。
◆9時間の停泊中にショッピングを3回
ある観光客が少し安いと思って手にしたペットボトルには「made in china」と記されていた。1つのチームが40分程ショッピングセンターを回った後、ガイドは彼らをまた別の似たようなショッピングセンターに案内した。中国クルーズ観光客は午後いっぱい、3カ所のショッピングセンターを転々としてからクルーズ船に戻った。この日午前から半日を釜山に留まって訪問した観光地は、海東龍宮寺(ヨングンサ)と龍頭山(ヨンドゥサン)公園だけだ。そのうえ、滞在時間も30分あるかないかだった。