市民権がなくて追放された米国養子縁組…韓国で路頭に迷う(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 16:38
ハン氏の目標は「生き残り」という。朝食・昼食はコンビニのお菓子で済ませている。彼は韓国政府に対する残念な気持ちを表した。政府に助けを求めても「してあげられることがない」という回答が返ってきたという。彼は「脱北者と同じ境遇ではないだろうか。でも、特別な定着支援はない。韓国語を学ぶために塾も調べてみたが、受講料が高くて考えもしなかった」と話した。
韓国保健福祉部は2012年、中央養子縁組院を作って養子縁組を直間接的に支援している。ハン氏が韓国に入国した2009年には中央養子縁組院がなかった。