韓国GM、成果給支払い延期で…労働組合員が社長室で鉄パイプ振り回す

韓国GM、成果給支払い延期で…労働組合員が社長室で鉄パイプ振り回す

2018年04月06日10時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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カメラの後ろのカハー・カゼム韓国GM社長が社長室に乱入した労働組合員と向かい合っている。(写真=韓国GM)
  韓国GMの労働組合が社長室を占拠して室内の器物を破損した。資金難を迎えた韓国GMが成果給の支払いを延期すると伝えると、約50人の韓国GM労働組合員は5日午後2時20分ごろ、カゼム韓国GM社長室に向かって集団行動を起こした。

  韓国GM労組は玄関のドアを壊して社長室に入り、カゼム社長の成果給支払い延期方針に対して抗議した。「社長は退け」と叫び、社長室と秘書室、会議室を占拠した。この過程で一部の組合員は鉄パイプを使って社長室内の収納棚や椅子、机などを破損した。

  カゼム社長はこの日午前10時ごろ役職員にメールを発送し、「6日の支給を約束していた2次成果給を支払えなくなった」と伝えた。当初、韓国GMは6日、職員に昨年の成果給のうち半分の1人あたり約450万ウォン(約45万円、計720億ウォン規模)を支払う計画だった。

  豪州国籍のカゼム社長との疎通に言語的な問題があった組合員らは午後2時50分ごろ、社長室を出て別の役員室を占拠した。チョン・ジュンミョン韓国GM技術研究所長(副社長)の執務室に移動し、不法行為を続けた。チョン・ジュンミョン副社長は最近、社内役職員対象の経営現況説明会でカゼム社長と共に会社の状況について説明した。組合員は当時の説明会でチョン副社長がした発言について謝罪するよう求めた。驚いたチョン副社長が執務室を出ようとしたが、組合員らは強圧的に執務室にチョン副社長を抑留した。恐怖を感じる副社長に答弁を要求し続けた組合員は約30分後、自主的に解散した。

  カゼム社長は「職員の身体的安全を脅かし、会社の資産を破損した、全面的に納得できない行為」とし「不法行為を検察・警察・政府に申告し、懲戒・訴訟など法的手続きを履行する」と公表した。

  労使間の対立が激化し、韓国GMの経営正常化は難関を迎えた。米国GM本社は新車配分を約束し、韓国GMは立て直し計画を準備した。政府は財務調査を進行中だ。しかし韓国GM労使交渉が合意案を出せず、経営正常化日程も停滞している。GMインターナショナルのアングル社長は以前に「4月20日までに労働組合が参加しなければ法定管理(会社更正法に相当)を申請する」と述べている。
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