パク・チャヌク監督の映画『お嬢さん』が英国アカデミー授賞式・外国語映画賞の候補に入った。

９日、外信によると、同作は第７１回英国アカデミー授賞式でポール・バーホーベン監督の『エル　ＥＬＬＥ』、アンジェリーナ・ジョリーが演出した『最初に父が殺された』、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の『ラブレス』、アスガル・ファルハーディー監督の『セールスマン』と共に外国語映画賞の候補に入った。

『お嬢さん』は世界有数の映画祭からその作品性を認められている。２０１６年第６９回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待されたほか、同年スペインで開かれた第４９回シッチェス国際映画祭では観客賞を受けた。また、ＬＡ批評家協会が選定することしの外国語映画賞と美術賞を受賞した。

同作は１９３０年代の日帝強占期の朝鮮を舞台に莫大な財産を相続した貴族の娘・秀子とその財産を狙う伯爵、伯爵に取り引きを持ちかけられたメイドと秀子の後見人が複雑に絡むエロティックスリラーだ。韓国公開当時、４２８万人の観客を動員した。

一方、第７１回英国アカデミー授賞式は２月１８日、ロイヤル・アルバート・ホールで行われる。