通貨戦争の引き金引いたトランプ大統領、ウォン相場揺らぐ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.02 13:06
世界の金融市場はぐらついた。トランプ大統領当選後ドルに対し劣勢を続けていた円はこの日の発言後ニューヨーク外国為替市場で1ドル=112円に上昇した。2カ月来の円高水準だった。SMBCトラスト銀行マネージャーは「トランプ大統領が円切り上げを要求しており、今後107円台まで円高が進むかもしれない」と予想した。
ドル安時代が到来するとの観測にこの日ユーロ・ドル相場も1ドル=0.92ユーロ台にユーロ高が進んだ。主要6通貨の対ドル価値を換算したドルインデックスは1日午後4時50分現在で99.7に落ちた。