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李丞涓の‘慰安婦ヌード波紋’拡散

2004.02.13 15:57
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タレント李丞涓(イ・スンヨン、36)が、歴史の犠牲者である従軍慰安婦をテーマにしたヌードを撮影し、波紋が広がっている。

慰安婦被害者らはもちろん、ネチズンも「金が儲かるからといって、従軍慰安婦まで商品化するヌード集は道徳不感症の極致だ」と批判した。

 
李丞涓は12日、ソウルのあるホテルで記者会見し「従軍慰安婦を商業的に利用しようという目的ではなく、むしろ慰労しようという思いでこのプロジェクトを推進した」とし「どんな方法であれ、収益金の相当部分を従軍慰安婦に還元する」と明らかにした。

李丞涓はこの日、手錠と鉄格子を使って撮影した写真と韓服(ハンボック)のスカートで胸を隠したセミヌード写真、日章旗を連想させる旗の前で白いスカートを着て撮った写真など、慰安婦の痛恨の記憶を呼び起こす写真の一部を公開した。

制作社側は「今回の公開分は‘犠牲’をテーマにしたものであり、20日から始まる日本撮影は‘復讐’、最後のネパール撮影は‘克服’を表現する予定だ」とし、今後さらに刺激的なヌード撮影を行うことを示唆した。

これに対し、慰安婦被害者132人と韓国挺身隊問題対策協議会、韓国女性団体連合など関連団体らは直ちに声明を出し、李氏の慰安婦プロジェクト中断を強力に要請するなど強く反発している。

ネチズンらは「従軍慰安婦をテーマにヌードを撮影し、金儲けをする行為は、旧日本軍の慰安婦動員よりも悪いこと」「まだ生存している被害者を冒とくする行為だ」などと批判している。

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