【コラム】文在寅大統領はもっと「堕落」してもよい(2)

【コラム】文在寅大統領はもっと「堕落」してもよい(2)

2017年07月17日15時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  柳寅泰元議員はあるインタビューで「(文大統領は)もどかしさを感じるほどバカ正直だったが、最近はよく言えば非常に融通性があり、ある面では昔よりやや堕落したようでもあり…」と愛情を込めた冗談を言った。文大統領はさらに融通性を発揮する「堕落」を拒むべきではない。単独では何もできない120議席の政党で国政を率いていくには、野党との協力と妥協は宿命として受け入れる必要がある。

  人事も同じだ。文大統領は民情首席秘書官当時に執権勢力といかなる縁もない李庸ソプ(イ・ヨンソプ)氏を参加政府の初代国税庁長に抜てきするのに率先した。司正秘書官には「その重要な地位になぜ我々側の人物を置かないのか」という強い内部の反発にもかかわらず、高級服ロビー事件特別検事補だったヤン・インソク弁護士を起用した。「理念的性向はもちろん、当選者の人脈といかなる縁もない人が引き受けなければいけない」という論理だ。公職紀綱秘書官には人事検証の結果を直属上級者である自分にも事前に知らせないほど公使の区分が厳格なイ・ソクテ弁護士を起用した。

  なら、大統領になった今も「我々側の人物」だけを起用するという固執と「自分だけが正しい」という自尊心は捨てなければいけない。人事検証過程で問題点が多かったのも「我々側」を固執したからだ。我々側と相手側に分けて青瓦台のキャビネットに「ブラックリスト」を残して退いた朴槿恵政権の末路を忘れてはいけない。成功した大統領になるには本来の性格を失わずに垢がついた多くのものと交わって流れていかなければいけない。もう少し融通性を帯びた「堕落」のある大統領が遠くまで流れる水になり、民生を安らかにする。

  李夏慶(イ・ハギョン)主筆

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