【中央時評】6カ国協議、韓国が運転席に座らなければならない理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 10:38
「何より核を頭に載せて暮らす大韓民国はあまりにも危険で非正常的です」。8月15日の光復節の祝辞で朴槿恵(パク・クネ)大統領が残した言葉だ。北朝鮮の核の脅威に対し機会がある度に強力な糾弾と断固とした対応を強調してきた韓国政府の態度を代表する文章といっても良いだろう。しかし北朝鮮の核脅威は日増しに悪化している。
このほど訪韓した核問題専門家のジークフリート・ヘッカー博士は北朝鮮が2016年までに4個のウラン核弾頭を含め20個程度の核爆弾を保有することになると予想した。米国防情報局は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載可能な小型核弾頭を開発した可能性まで示した。北朝鮮軍が核とミサイルの保有を前提とする戦略軍体制に再編されているという事実も懸念される問題だ。