韓国の進歩党幹部「BSE感染牛は輸出用」 真偽問い合わせが続くと…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.30 18:08
カン・ウチョル統合進歩党銅雀区委員長は27日午後、ツイッターに米国BSE(牛海綿状脳症)感染牛に関する‘驚くべき’内容を伝えた。 米国のラジオ放送で「BSE発病牛は輸出用から出たもので、米国国民は安心してもよい」というコメントがあったということだ。 あるツイッター利用者は「米国のどのラジオでいつ放送があったのか。 事実でなければ流言飛語となる」として真偽を尋ねた。
これに対しカン委員長は「米国現地人がフェイスブックで知らせてきた」と答えた。 しかしカン委員長の主張は信じられないというコメントが続いた。 するとカン委員長は「まったく…本当だ。 サンディエゴ地域の出勤時間帯の放送だったが、現地人がフェイスブックで知らせてきたものだ。 自分で調べてみればいい」と答えた。 その後もずっとコメントが続くと、「この程度ならメディアが記事にするだろうから待ってみよう 」として答弁を避けた。
その後、カン委員長は29日まで何の説明もしていない。 中央日報の記者が真偽を尋ねると、カン委員長の側近が「カン委員長は通話を望んでいない」と伝えた。 農林水産食品部の関係者は「そのような報道は事実ではないか、誰かが誤って聞いた可能性が高い。 韓国は30カ月未満の牛しか輸入しないため、仮にBSE発病牛が輸出用だとしても韓国に入ることはない」と説明した。