韓経:リプトンIMF筆頭副専務理事「韓国、成長遅まる…規制減らすべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.13 09:05
デビッド・リプトン国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事は「最近の地政学的危険にもかかわらず韓国の短期の成長展望は改善されているが、長期的には成長速度が遅くなっている」とし、労働市場改革などの構造調整と規制緩和を求めた。リプトン筆頭副専務理事は1997年末の通貨危機の際に米財務次官として訪韓し、当時の金大中(キム・デジュン)大統領当選者に強力な構造調整の履行などの約束を取り付けた人物だ。
リプトン筆頭副専務理事は、通貨危機から20年を迎え、12日に行った韓国経済新聞とのインタビューで「韓国は人口減少・生産性増加率の下落などにより長期成長の速度が低下し、老年層の貧困と青年失業が共に増加して経済を脅かす要因となっている」と述べた。