【釜山射撃場火災】射撃台で発生した爆発性の火災が惨事に…暫定結論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.30 07:27
釜山(プサン)射撃場火災事件を調査中の警察は「1番の射撃台で発生した爆発性の火災が大惨事につながった」と暫定結論を出した。これは火災直前に作動が止まった閉回路テレビ(CCTV)の画面が相当部分復元されて明らかになった。復元されたCCTVには「1番射撃台でパッと光って爆発性火災が発生する場面」があったという。
警察庁と国立科学捜査研究所(国科捜)の関係者は「射撃場内にあった8個のCCTVのうち故障が起きた1台を除いた7台の画面が、CCTVと連結したコンピューターハードウェアの復旧によって相当部分が復元された」とし「射撃場の1番射撃台で爆発性の火災が発生し、外部に火が広がったとみられる」と明らかにした。CCTVは発火直後に完全に作動が止まった。釜山の捜査本部は30日、火災分析の結果を発表する予定だ。
警察と国科捜の関係者は「射撃場内には火薬の粉、塵のような火に燃えやすい‘化学的な滓’が積もっていた」と述べた。スパークや火花が燃え移る物質が多かったという説明だ。また「火災が発生した当時、射撃場には人がおらず、漏電を起こすほどの電気装置もなかった」と付け加えた。